スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中高生の作文にありがちな3つのムカつく表現

仕事柄ハイティーンの書く「正式な」文章をよく読む。
もちろん妄想小説だの中二小説だのも割と見るけど、「ちゃんとした」文章も見る機会が多い。

そこで、「作文で出てきたらムカつく表現」をリストアップしてみる。
何かの志願理由書だったり、コンクールに応募する作文だったりにこういった表現を使うのはやめたほうがいい。
理由は各項目で説明する。


① 謎の問いかけ

問:環境問題についてあなたの身の回りの出来事をひとつ取り上げ、対策を○○字で書きなさい。

 あなたは地球が日々温暖化しているのをご存じだろうか。



誰だ、誰に向かって問いかけているというのだね?
出題者はそんなの知っているよ、バカにしているのか!???


義務教育では「特徴のある表現は読む相手の心をつかむので良い」みたいなことをほざくけど、
その「特徴ある表現」をみんなが使いだすと陳腐になるんだよ。
むしろ「俺はやってやったぜ(ドヤァ」という感じがスケスケになるのでマイナスです。
比較的真面目な優等生が多用するので、真面目な人は気を付けよう。



② 会話から始めればいいという風潮

問:最近の失敗談を一つ上げ、どうすれば失敗が防げたか○○字で書きなさい。

「お兄ちゃん、またお風呂のふた開けっ放しだよ」
 また妹が大きな声で風呂場からどなった。何でもやりっぱなしは僕の悪いくせだ。
 この前はその癖のせいで大変な失敗をしてしまった。



……妹のくだりいらねくね?
本題に妹まったく関係ないし、なんでわざわざ冒頭をカギカッコにしたがる奴が多いんだ!???



これも「会話から始まる作文は読む人の心をつかむので云々」という思想に乗っ取って書かれている。
さっきも述べたように、「特徴があれば心は掴めるけど、みんな同じ表現してたら陳腐」の原則がある。
「お前の考えることはみんな考えること」という思考回路が存在しない中学生までなら許せるけど
こういった作文を書きなれていざ実践編になると、変な癖が抜けなくてアホな書き出しをしちゃうタイプがいる。

一回くらいこういうのがあれば「お、変わってるな」と思うけれども
それが数十人くらい出てくるとウンザリ以外の何物でもないよ。

小学生の時、「好きなことわざを調べて発表しましょう」というとき
クラスの半数が「猫に小判」と答えたということがあり、担任が「それは悪い意味なの」と怒ってた。
何故そうなったかというと、単純に前の時間に習ったことわざがそれぐらいだったからである。
つまり悪い言い方をすると、「バカの一つ覚え」という奴である。

この「書き出しは会話文で始めよう」も同様の匂いがする。
よっぽど文章に自信がある奴以外、会話文で始める作文はやめたほうがいい。


③ 結論がない

問:この講義を聞いた感想を書きなさい。

 先生は~と言っていた。それを聞いてなるほどと思った。そして~は~ですごいと思った。
 この講義はためになった。おわり。




その「ためになった」部分について詳しく聞きたいんだけど!!??
先生の話なんか出題者も把握してるんだよ!!!!



この「結論がない」タイプの作文は比較的作文をに苦手意識を持っている子が書きやすい。
更に必死に字数を水増しようとして句読点をむやみやたらに打っているのも多い。
無理矢理書いているから仕方がないと思う反面、もっと義務教育で作文作法を学んでいれば……と思うこともある。

単純に「ためになった」が感想なのであれば、最初に「ためになった」を持ってきて
「どこがためになったのかというと、~なところです」と直すだけで立派な文章になるのに
「思ったことは時系列で書かなければいけない」という脅迫概念でそれが出来ない子が多い。
作文の「はじめ」「なか」「おわり」を知らないという子すら多いんじゃないだろうか。

こんなんで、報告書の文章とか書けるんだろうかと心配になる子も結構いる。


教育再生会議で図れるなら、もう少し義務教育で作文の「型」を教えようという方向に行きませんか?
せめて「文章構造」くらい出来るようにしてもらいたい。
結論を先に持ってくるという操作をするだけで、志願書や小論文は格段に良くなる。
良い文章が書ければ、日本人の作文嫌いも少し減るだろうにという思いを抱えながら
また会話始まりや謎の問いかけと戦っていく所存です。



↓クリックしてくれるとうれしいな。
スポンサーサイト

テーマ : 小論文
ジャンル : 学校・教育

コメント

非公開コメント

FC2カウンター
カテゴリ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。