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死ねばよかったのに

あるカップルがドライブに出かけた。

しかし助手席の彼女が疲れて眠ってしまった。


彼は運転を続けていたが、しばらくすると

「次右」と彼女が呟いた。


「なんだ起きていたのか。この辺の道に詳しいのかな」と

彼は彼女の言うまま車を走らせた。


「右」「左」「まっすぐ」と彼女は曲がり角に来るたびに方向を指示し、

それに従っていくとだんだんと寂しい山道に入ってきた。

(近道でもあるのかな)と怪しんだが、彼女は

「しばらくまっすぐ」と呟くと何も言わなくなってしまった。



そのまま車を進めたが、ある異変に気がついて彼は急ブレーキを踏んだ。

そこは急な崖だった。あと数秒ブレーキを踏むのが遅かったら、まっさかさまに落ちていただろう。


「なんてところに案内してくれた!」と彼女を責めると

急ブレーキに驚いて起きた、道案内など知らないと彼女は言う。

どうやら彼女が嘘をついているようなところはないようだった。


「とにかく、怪我がなくてよかった、帰ろう」と彼が行って車をバックさせようとした時、崖の方から不気味な女の声が聞こえてきた。





「死ねばよかったのに」

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