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かいだん

とある学校では、夜間の警備をする人が

何故か10日目にやめてしまうということが続いた。


これはおかしいと、肝が据わっていることで有名な先生が

泊まり込むことにしました。


やがて夜中になると、宿直室の前の階段からおかしな声が聞こえました。


「いちだんめー! ひとっつのぼってうれしいなー!」


それはかわいらしい女の子の声でした。

こんな時間に学校に忍び込んだ奴がいるのではと

すぐ宿直室から飛び出したのですが、誰もいませんでした。


次の日の夜も、また声が聞こえてきました。


「にだんめー! ふたっつのぼってうれしいなー!」


先生はすぐ階段を見に行きましたがやはり誰もいませんでした。



次の日もその次の日も、声は聞こえてきました。

そして日ごとに階段を一段ずつ登っていることに気が付きました。


(ははぁ……あの階段はちょうど10段だから10日でやめていくのか)


9段目まで声を聞いたときに、先生は考えました。

全部上った時の声を聞きたくないので10日の朝にやめていくのです。


(俺なら正体を暴いてやるぞ)


そして次の日。また声は聞こえてきました。


「じゅうだんめー! とおでとうとううれしいなー!」


「そこにいるのは誰だ!」


そのとき、先生は階段を上っている「何か」をはっきり見ました。

しかし、先生はそこにいたのが「何か」を教えてくれません。


それからその先生は体調を崩しがちになり

遂には学校を辞めてしまったそうです。

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