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050:答(ぜろすけ)

5分前 才能だけを裏面に記載しました答案用紙
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049:尼(ぜろすけ)

「あの人をずっと待っているのよ」と飛び降りそうな八尾比丘尼殿

048:負(ぜろすけ)

じゃんけんでコウくんだけがチョキだった 負けず嫌いのコウくんの話

047:四国(ぜろすけ)

四国にはうちに徳ある姫を持て あとはええとうどんだったか

046:貨(ぜろすけ)

さようなら 貨物列車の背に乗って夜ごとの月を数える日々よ

045:売(ぜろすけ)

わたくしを縛るわたくしという呪い 販売価格は3万円から

044:らくだ(ぜろすけ)

眠れない夜にうつらと漕ぎ出すは 月と砂漠とらくだのある夢

043:旧(ぜろすけ)

旧石器時代より続く怨霊の仇を返すオルゴールの中で

042:特(ぜろすけ)

普通でいい 特別なんていらないとたった一人の君に言われた

041:扇(ぜろすけ)

扇子閉じ 両手広げたあくる日の夏の暑さを忘れないから

040:清(ぜろすけ)

帰り道 清涼飲料水を買い中身吹き出す公園の柵

039:せっかく(ぜろすけ)

せっかくの晴れの舞台を不意にして駆け落ちするの キリンと二人で

038:読(ぜろすけ)

「深読みをし過ぎて嫌われる」というその態度をまず深読みしようか

037:療(ぜろすけ)

「一日にひとつずつでもいいからね」心療内科の優しい先生

036:バス(ぜろすけ)

後列にぽつりと置かれた帽子乗せ バスは今日も市内をめぐる

035:液(ぜろすけ)

垂れる液 こぼれる想いに散る心 すべて母なる海へ還ろう

034:前(ぜろすけ)

八重桜 声をかけないあの子のことも見てあげるから前を向きなよ

033:逸(ぜろすけ)

剣置き 鎧を脱いで文を書き 理論武装よ奔逸となれ

032:昏(ぜろすけ)

裏切りの償いすらも裏切るわ 昏倒するまで抱いて頂戴

031:認(ぜろすけ)

「認めるか」「いいえ僕はやってません」「吐いちまえば楽になるのに」

030:物(ぜろすけ)

夕暮れのチャイムが響く動物園 「明日もきっと生きて行けるさ」

029:尺(ぜろすけ)

大海のクジラをひとつ飲み込んで 僕らの尺度で小さくしたまま

028:改(ぜろすけ)

冷蔵庫 少し残った練りがらしが石になるまで悔い改めよ

027:ダウン(ぜろすけ)

カフェバーの公衆電話にコイン入れ ダウンタウンの夜はこれから

026:湿(ぜろすけ)

「湿り気の多い天気のことだから」「明日になっても雨は雨だよ」

025:さらさら(ぜろすけ)

この子すら守ってやれない親ならば さらさら会う気になるわけがない

024:真(ぜろすけ)

真空管 触ったらダメ触ったら爆発するのよ あの人みたいに

023:柱(ぜろすけ)

天空へかかる梯子を昇り来て 神の御許の柱ぞ真下に

022:砕(ぜろすけ)

舌の上転がす飴玉憐れんで キャラメルみたいに噛み砕いてよ

021:小(ぜろすけ)

「ちょっとだけ行ってきます」そう言った君は小学生の姿のままで
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