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題詠短歌2015に参加します

題詠短歌には初めて参加します。目標は完走です。よろしくおねがいします。
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001:呼(ぜろすけ)

カーラジオから流れ出る 口笛と「さあ太陽を呼んで来い」

002:急(ぜろすけ)

急いてもねのんびりしててもダメなんだ バスが来るまで鼓動よ止まれ

003:要(ぜろすけ)

用済みでガラクタまがいのゴミ捨て場 それでもここに要るって証拠

004:栄(ぜろすけ)

母ちゃんの「ちゃんと野菜も食べなさい」 これも立派なあの日の栄養

005:中心(ぜろすけ)

「ココロなどない」と得意げ オンボロのガラクタの中心暴いてみたし

006:婦(ぜろすけ)

「娼婦」というこのアイコンで語らねば 私は私じゃいられなくなる

007:度(ぜろすけ)

「何度でも生まれ変わって抱きしめる」「とっとと失せろ大嘘つきが」

008:ジャム(ぜろすけ)

「信号が急に赤になったから」 ジャム・セッションの相方は君

009:異(ぜろすけ)

異教徒の言葉に耳を傾ける もうじききっと改宗するから

010:玉(ぜろすけ)

玉子焼きは間違いじゃない 卵焼きと書きたがる君のシャープペンシル

011:怪(ぜろすけ)

現実は厳しすぎると教え込む夢泥棒を許すな 怪盗

012:おろか(ぜろすけ)

のんのんと風の吹くまま心過ぎ春はおろかに津々に浦々

013:刊(ぜろすけ)

廃刊の決まった定期購読を積み上げすぎて見えない既読

014:込(ぜろすけ)

残り二分 明日まで待てない文字列に気持ちぶっ込むハピバの呪文

015:衛(ぜろすけ)

明後日を向いても朝がやってくる 衛星軌道に想いが巡る

016:荒(ぜろすけ)

罪もなき背中に罰を積み込んで荒野で朽ちる「許しておくれ」

017:画面(ぜろすけ)

ぼんやりと今日も浮かんで消えていく 画面の灯りと現の泡沫

018:救(ぜろすけ)

「救いなど求めちゃいないさ この世には敵も味方もいないのだから」

019:靴(ぜろすけ)

「まぁ大変、ガラスの靴をお履きなさい」「そんなのちっとも踊れやしないわ」

020:亜(ぜろすけ)

人形が涙を流して言いました「わたしのおうち、亜米利加はどこ?」

021:小(ぜろすけ)

「ちょっとだけ行ってきます」そう言った君は小学生の姿のままで

022:砕(ぜろすけ)

舌の上転がす飴玉憐れんで キャラメルみたいに噛み砕いてよ

023:柱(ぜろすけ)

天空へかかる梯子を昇り来て 神の御許の柱ぞ真下に

024:真(ぜろすけ)

真空管 触ったらダメ触ったら爆発するのよ あの人みたいに

025:さらさら(ぜろすけ)

この子すら守ってやれない親ならば さらさら会う気になるわけがない

026:湿(ぜろすけ)

「湿り気の多い天気のことだから」「明日になっても雨は雨だよ」

027:ダウン(ぜろすけ)

カフェバーの公衆電話にコイン入れ ダウンタウンの夜はこれから

028:改(ぜろすけ)

冷蔵庫 少し残った練りがらしが石になるまで悔い改めよ

029:尺(ぜろすけ)

大海のクジラをひとつ飲み込んで 僕らの尺度で小さくしたまま

030:物(ぜろすけ)

夕暮れのチャイムが響く動物園 「明日もきっと生きて行けるさ」

031:認(ぜろすけ)

「認めるか」「いいえ僕はやってません」「吐いちまえば楽になるのに」

032:昏(ぜろすけ)

裏切りの償いすらも裏切るわ 昏倒するまで抱いて頂戴

033:逸(ぜろすけ)

剣置き 鎧を脱いで文を書き 理論武装よ奔逸となれ

034:前(ぜろすけ)

八重桜 声をかけないあの子のことも見てあげるから前を向きなよ

035:液(ぜろすけ)

垂れる液 こぼれる想いに散る心 すべて母なる海へ還ろう

036:バス(ぜろすけ)

後列にぽつりと置かれた帽子乗せ バスは今日も市内をめぐる

037:療(ぜろすけ)

「一日にひとつずつでもいいからね」心療内科の優しい先生

038:読(ぜろすけ)

「深読みをし過ぎて嫌われる」というその態度をまず深読みしようか

039:せっかく(ぜろすけ)

せっかくの晴れの舞台を不意にして駆け落ちするの キリンと二人で

040:清(ぜろすけ)

帰り道 清涼飲料水を買い中身吹き出す公園の柵

041:扇(ぜろすけ)

扇子閉じ 両手広げたあくる日の夏の暑さを忘れないから

042:特(ぜろすけ)

普通でいい 特別なんていらないとたった一人の君に言われた

043:旧(ぜろすけ)

旧石器時代より続く怨霊の仇を返すオルゴールの中で

044:らくだ(ぜろすけ)

眠れない夜にうつらと漕ぎ出すは 月と砂漠とらくだのある夢

045:売(ぜろすけ)

わたくしを縛るわたくしという呪い 販売価格は3万円から

046:貨(ぜろすけ)

さようなら 貨物列車の背に乗って夜ごとの月を数える日々よ

047:四国(ぜろすけ)

四国にはうちに徳ある姫を持て あとはええとうどんだったか

048:負(ぜろすけ)

じゃんけんでコウくんだけがチョキだった 負けず嫌いのコウくんの話

049:尼(ぜろすけ)

「あの人をずっと待っているのよ」と飛び降りそうな八尾比丘尼殿
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