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完走報告(ぜろすけ)

何とか完走できました。
途中から自分が詠もうと思って詠んだ歌なのか、歌に詠まれているのか曖昧になりました。
そんな言葉の海を漂うことができたのも、この企画のおかげです。
楽しい企画をありがとうございました。
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100:願(ぜろすけ)

わたくしの最後の願いひとつだけ ひとつだけだと祈る価値なし

099:聴(ぜろすけ)

わるいひと 決めるの僕でも誰でもない 聴衆だけが持ってるジャッジ

098:独(ぜろすけ)

階段を独りで登って振り向くと 君の所に行ける気がする

097:騙(ぜろすけ)

ひとりきり言葉を選んで落ち込んで わたくし騙すわたしはいらない

096:賢(ぜろすけ)

全てをさぁ知ってるような絵空事なんて小賢しいんだよ どっか行け

095:申(ぜろすけ)

邪まなこの胸の熱が覚めるよう朝まで踊る 庚申の夜

094:腹(ぜろすけ)

「愛してる、結婚しよう」わき腹に冷たい痛みを残してきたまま

093:わざわざ(ぜろすけ)

「丁寧にわざわざどうもありがとう」「いえいえどうもどういたしまして」

092:徴(ぜろすけ)

南極の治安維持する究極に訓練された徴兵ペンギン

091:略(ぜろすけ)

「また今度」「今度っていつ?」「えー(以下略」それが最後のLINEでした

090:山(ぜろすけ)

恐妻家恐れる自然現象と戦う我らが山岳救助隊

089:マーク(ぜろすけ)

コロナまで征服したいと飛んでったアストロノートの自前のマーク

088:炭(ぜろすけ)

雪の降る夜にじんじんかき混ぜる 炭火のじわじわ溶けないように

087:当(ぜろすけ)

当たるまで帰れないと箱に手を入れ続けた夏 ビー玉だらけ

086:珠(ぜろすけ)

君が泣く声ひとつかき集め 宝珠に閉じ込め思い出にする

085:化石(ぜろすけ)

あたくしが海の底に降りてから 時間の化石は見つかりましたか

084:錦(ぜろすけ)

戦乱を彩る数多の錦絵の中で散りゆくひとつの傷跡

083:憎(ぜろすけ)

ホトトギス 鳴かぬからとて憎いわけではないけれど殺しておしまい

082:佳(ぜろすけ)

2番目の女が1級品でした 佳作の恋で構わないから

081:付(ぜろすけ)

聡明でばれない嘘で固めてる札付きワルの女になりたい

080:標(ぜろすけ)

夕暮れが眩しいだけの恋だった 標識の向こう消える坂道

079:筆(ぜろすけ)

北風がコートを飛ばしてしまうから土筆の丘でまた会いましょう

078:ソース(ぜろすけ)

あつあつのソースをかけたたこ焼きの湯気で見えない夜空の向こう

077:等(ぜろすけ)

三辺の長さが等しくなったならまるきり同じでいられるのにね

076:舎(ぜろすけ)

止めていた時間が少しも動かない あの日あの時校舎の裏で

075:短(ぜろすけ)

短けりゃ短くてよし長くても中身がなければ「つまりませんから」

074:唾(ぜろすけ)

柔らかい耳の後ろに唾付けた 新たな遺伝子こねくるように

073:会場(ぜろすけ)

「本日の第二会場設営の進捗状況報告願う」

072:諸(ぜろすけ)

何事もなかったように雲ひとつ ソロモン諸島に飛んでいく鳩

071:粉(ぜろすけ)

粉かけてハッパもかけて火にかけて 煮込まれ崩れる私の心臓

070:本(ぜろすけ)

本当の明日のことなど知らないで偽りの今日を今も生きてる

069:銅(ぜろすけ)

感動を上げる代わりに銅メダル 換金なんてどうかしてるぜ

068:煌(ぜろすけ)

艶やかな煌めき残して星たちが消えゆく世界 そして僕らも

067:府(ぜろすけ)

「太宰府って太宰治の太宰かな?」「どっちのダザイも知らないんだけど」

066:缶(ぜろすけ)

缶カラを砂漠に放置しカンカンになったところで埋葬できず

065:スロー(ぜろすけ)

ころころと転がる笑いを気にしない スローペースの私の場合

064:裕(ぜろすけ)

裕福な子供の飴を取り上げて「これが罰さ」とパンプキンキング

063:丁(ぜろすけ)

いっちゃんと別れた四つ角右に行く 三軒先の二丁目通り

062:万年(ぜろすけ)

忘れても忘れてもまた繰り返す お前を殺した数万年前

061:宗(ぜろすけ)

無理をして宗谷岬で買った飴が凍っていたのを覚えていますか

060:孔雀(ぜろすけ)

ほろほろと鳴けないわけを知りたくて代わりに数える孔雀のまたたき

059:税(ぜろすけ)

一夜だけ アタシの上を跨ぐなら通行税だけ置いて行ってよ

058:士(ぜろすけ)

「おじさんは弁護士なんだ」「そうなんだ。ボクのおじさん活弁士だよ」

057:析(ぜろすけ)

透明な海の向こうの青空へ 分析結果は白紙のままで

056:リボン(ぜろすけ)

「お砂糖は2個ね」「アップルティーでいい? 包みのリボンは金色なのね」

055:夫(ぜろすけ)

返事のない蝶々夫人の言葉など貴方忘れているのでしょうね

054:踵(ぜろすけ)

「メールした?」踵を返すことすらも躊躇われた雨の夕暮れ

053:腐(ぜろすけ)

饅頭の腐ったような奴なので当館本日全面休業

052:サイト(ぜろすけ)

肌襦袢のみを身に着け現れたへべれけ亭主のサイトー夫人

051:緯(ぜろすけ)

感覚で生きていたいから目をつぶり南緯50度の人間になる
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